変形性股関節症






変形性股関節症は股関節に痛みが出る病気の代表です。

関節軟骨というクッションの働きをしている骨が、
磨り減ってしまうことが最大の原因です。



先天性と加齢

変形性股関節症は先天性のタイプと加齢が原因で発症するタイプの2つがあります。

高齢者に患者が多いイメージがありますが、実際は10代から発症する病気です。
しかし10代〜20代の若い方であれば痛みが出ないので
現実的に変形性股関節が表面化してくるのは30代〜40代とされています。

変形性股関節は女性に多いのが特徴です。

女性は体の中心から股関節に
力がかかりやすい体の構造(骨盤が横に向かって広い)をしているからです。
また女性の筋力が低いことも一因です。

変形性股関節の症状

『初期の症状』
長距離を歩いたり、運動をすると股関節・太腿・お尻・膝に鈍痛が現れます。
しかし数日でこの痛みは自然に治まります。

『第二段階の症状』

始動時痛という動き始める時に起きる痛みを股関節に感じるようになります。

『第三段階の症状』

歩いたり動いたりする度に股関節に痛み(運動痛)が出るようになります。

『第四段階の症状』

水が股関節に溜まる為、痛み・腫れが出るようになります。
動いている時だけでなく、夜間の安静時にも痛みが出て我慢が出来なくなっていきます。


上記の症状に伴って、段差のある場所を歩けなくなり痛みで股関節を動かせないために
「関節拘縮(かんせつこうしゅく)」という症状が出るようになります。

この症状がひどくなると骨盤に歪み・傾斜が生まれて足が縮んだように見えることもあります。

そして更に足をかばってあるくことが原因で歩き方にも変化が生まれます。
それは足を引きずって歩いてしまう「跛行(はこう)」という症状です。

変形性股関節の治療

変形性股関節は自然治癒はしませんし、
状況が悪化するだけですので病院を受診する必要があります。

病院では保存療法もしくは手術療法を行います。

体重コントロール、体への負荷を減らす工夫、理学療法を試しても
改善が見られない場合には手術を検討します。



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